定期検診を受ける重要性

いつまでも健康な歯を保つための定期検診

虫歯や歯周病などの治療が完了すると、多くの患者様は安心して歯科医院に通わなくなってしまいます。 しかし、どんなにしっかりとブラッシングしていてもプラーク(歯垢)や歯石は完全には除去できません。 少しずつ蓄積された歯の汚れは、いつしか再び虫歯や歯周病を引き起こす原因となるのです。
そのような事態を防ぐために、もっとも有効なのが定期検診です。 定期的に歯科医院に通ってブラッシングでは除去しきれない汚れを取り除くことで、虫歯や歯周病のリスクは大幅に抑えられます。 いつまでも健康な歯を保つために、しっかり治療が終わったら、 その状態を出来るだけ長く保つための「ケア」「予防」を心がけてください。

一旦きちんと全顎的な治療を終えられたあとに、しっかり維持管理、予防処置を定期的に行うことで、いままでのように歯医者に行くたびに治療(=歯を削るなど)をする・・というマイナスイメージはきっと無くなってくると思われます。

当サロンでは、全顎的に治療を終えられた後、定期的にメインテナンス(維持管理と予防処置)に来院される方が多くいらっしゃいますが、ほとんどの方が2~3か月に1度、所要時間30分程度の処置で終了します。

またこのような間隔でお越しいただく方々は、何年もの間、大きく削るなどの歯の治療をしない方がほとんどです。

 

定期健診やメインテナンスを定期的に受けるメリット デメリット

メリット

*継続的に拝見することで、小さな変化も見落としにくくなる

*メインテナンス(維持管理)にかかる費用は、治療費よりも安い場合がほとんどである

*もし虫歯があっても、早期発見が可能な分、再石灰化が図りやすく削らなくてよい場合がある。もしも削る場合は範囲や痛みが最小限度である場合がほとんどである

*長期的(10年、20年・・・)に見て、より多くご自身の歯を残していくことを可能にする

 

デメリット

*一定間隔で継続的に通院しなければならず、面倒に感じられる場合がある

*日本の歯科治療分野では、まだまだメインテナンスという価値観が浸透しておらず、検診費用をもったいないと感じてしまわれる場合がる

*小さい虫歯(痛みを感じていない)C1~C2程度の段階では、削る治療が不必要なのではないかと抵抗を感じてしまわれる場合がある

*口腔内の長期的安定のイメージが、現実として思い描いていただくことが難しい場合がある

プロによる予防処置

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」とは、 その名の通り「専門家(プロ)による専用機材(メカ)を用いた歯のクリーニング」のことです。 歯科医や歯科衛生士が、普段のブラッシングでは除去できない部分まで丁寧にクリーニングし、 バイフィルム(細菌の鎖結合)を機械で破壊し、再度プラークが付着しにくい状態に仕上げます。 PMTCや定期的な歯科医院でのプロケアを受けて「予防」を心がければ、虫歯や歯周病で治療をするリスクが飛躍的に軽減します。 当サロンでは、あなたに最適な薬剤を選択したり、あなたの口腔内状態にあわせたケアプランをご提案いたします。

ケアの内容は、その時の口腔内状態に合わせて変わる場合があります。

PMTCの流れ(一例)

1.プラーク(歯垢)の確認と歯ブラシ指導

専用の染料で、プラークを染め出し、プラークの残りやすい部位を視認することで、今後のブラッシングの参考にします。

2.歯の表面・根元のブラッシング

専用の染料で、プラークを染め出し、プラークの残りやすい部位を視認することで、 今後のブラッシングの参考にするなど、その方に合わせた施術を行います。 ご希望により歯ブラシ指導、フロス指導など、ご希望に合わせた指導を行います。

3.歯間・歯周ポケットのクリーニング

プラークの残りやすい歯のすき間・歯周ポケットをフロスやチップなどの専用器具を使用してクリーニングします。

4.研磨ペーストを洗い流す

水や空気などを吹きつけて、研磨ペーストをきれいに洗い流します。

5.フッ素塗布・人工エナメル質塗布

クリーニングして、きれいになった歯の表面に、 ご希望に応じて(口腔内状況に合わせて、担当歯科衛生士がご提案する場合があります) フッ素や人工エナメル質を塗ることで、虫歯を予防し歯質を強化します。